毎日の掃除で、会社はみるみる強くなる: 必ず人が育つ「習慣化」のルール

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どうも管理人の963Kumaです
今回のテーマは、「毎日の掃除で、会社はみるみる強くなる: 必ず人が育つ「習慣化」のルール」です

2015年2月20日発行 著者 大森信さん

【本の内容】
掃除の力は絶大です!掃除を継続することにより、たくさんの会社で思いがけない変化が起起こる。
「現場が反発するのではないか?」「どうやったら続けられるのか?」 それを教えてくれる本
(Google Books引用)

「毎日の掃除で業績が上がり、会社が強くなるなら、こんなに楽なことはない」
そんな感想を抱いたも多いと思う

「毎日の掃除で、会社はみるみる強くなる: 必ず人が育つ「習慣化」のルール」では、たかが掃除と、つい侮りがちな掃除を社内で上手く活用するとどうなるか?社員のマネジメント力や決断力を形成が変わるか?人材育成も活かせ、さらに会社全体の変革の契機にすることもできることを教えてくれている
実践方法やプロセスなど、掃除を通じて会社を強くするヒントが隠されている

掃除は、「いつ、どこから掃除したらいいのか?」「習慣化するにはどうしたらいいのか?」といった掃除の実践方法や定着までのプロセス、また掃除が企業経営にもたらす効用など、さまざまな疑問が解消すること間違いなし

毎日の掃除で、会社はみるみる強くなる: 必ず人が育つ「習慣化」のルールの要点

要点1

掃除を習慣化する過程では、会社のさまざまな問題や可能性が顕在化していく
掃除を通じて社内の課題や可能性を発見できれば、それは会社を変革する糸口となる

要点2

通常業務(本業)とは異なる非通常業務こそ、会社が変化に適応するときに必要になる
非通常業務の中でもとりわけ掃除は地道な活動だが、長期的に取り組むことで会社の基礎力を養うことができる

要点3

掃除は社員全員で行うのが理想だ
ただ、若手社員、リーダー、管理職、経営者など、立場によってそれぞれの力を伸ばすための取り組み方がある

掃除、特にトイレ掃除を大切にしながら会社を大きく成長させたのが、イエローハットの創業者である鍵山秀三郎さん
掃除を始めて50年を超えた現在でも、日々の掃除を続けられている

掃除とは、どのような効用があるのか?

多くイメージするのは、仕事環境が整備され、業務効率が向上するといった「直接的効用」かと思う
比較的短期間で得られるが、会社経営においてより重要なのは「間接的効用」だ。直接的効用は業者が掃除しても得られるものだが、間接的効用は自分たちで掃除をするからこそ得られる

掃除そのものではなく、掃除をする人間によってもたらされる効果・効用

自分たちで掃除をすると什器や備品の耐用年数が向上する
働いている人たち社員も含めて愛着・愛情が湧き大切に使おうと自然となり、少しの異常にも気づき、修理や修繕が適切になる

仲間や身近な人と一緒に掃除をすることで社内の連帯感が高まったり連帯感が生まれ、売上も向上することもある

「習慣化の経営」は掃除が決め手
掃除を継続し、習慣化する過程ではさまざまな問題や可能性が顕在化する

それらを通じて社内の課題や可能性を発見できるようになれば、組織変革の糸口になり
会社の問題解決力の高さや向き合うきっかけの方法のひとつが掃除

徹底した掃除を社内で習慣化していくためには、社員の自発性や積極性を引き出していくことが不可欠
掃除でも仕事でも社員の自発性や積極性などが低い水準にあるのは、社員に原因があるのではなく、会社や社長にそれを引き出す力がないことに大きな原因

掃除を通じて社員の自発性や積極性を引き出せるようになれば、自ずと仕事においても社員がさまざまなことに挑戦するようになる

社員の業務ではない掃除を習慣化することができれば、仕事により近い、あるいは仕事に直結した案件については習慣化が容易になる

このような経営を、「習慣化の経営」と著者は称している

社員たちの力がついて社員の力よって会社変革の糸口を見出したいと考えている経営者や幹部にオススメ

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