どうも管理人の963Kumaです
今回のテーマは、「FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略 」です
20020年1月10日発行
著者 ベンジャミン・ハーディさん 訳 松丸さとみさん
「意志力は役に立たない」――人の能力に関する「従来の説」は今、科学によって世界中で次々と覆されている。その人の能力は、才能や出自、そして意志の強さとは関係しない。
(Google Books引用)
『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』って?
「環境」を自らの手で形づくることで、自分の考えや行動を間接的に変えることができる
「環境」にフォーカスする理由は次の2点
内的要因である「意志力」は、全く役に立たないため
意志力は有限で擦り減っていくものである
意志力が擦り減ると、自制心のない無防備な状態に陥ってしまう
そうなると、夜食や時間の無駄遣いなどを律することができなくなる
外的要因である「環境」に適応するように、我々は動く習性があるため
環境が変わると、人はどんなことにも慣れてしまう
人は強制収容所にさえ慣れてしまう
1台のベッドに10人が一緒に”快適”に寝ることだってできてしまう
では、どのように「環境」をコントロールすればよいのか?
まず前提として、「強ストレス」な時間と「強回復」の時間を「とんでもないレベル」で切り換えることが重要になる
成長はストレスを受けた後、休んでいる間に起こるものだからである
また、創作活動における「ひらめき」も、過酷で大変な作業から精神的にリカバリーしているときに起こるものである。ちなみに、職場でずっと働く中ひらめく確率は「16%」と低め
「強回復」空間の作り方は次の通り。
①将来の構想や重要な意思決定は、自宅外の「自分だけの聖域」で行う
②毎朝一番に、目標を書き出す
③整理整頓と断捨離を徹底して、ノイズを無くす
④自分の中の「有害な初期設定」を打開するには…
週1回は「デジタル断食」をする
仕事外の時間は仕事のことを一切考えない カフェインやテクノロジーの「奴隷」を卒業する
一緒にいたい人とのつながりを何よりも大切にする
「強ストレス」環境の作り方は、「意図的に”強制機能”を構築しておくこと」が肝になる
①多くをつぎ込む(お金、時間、気持ち…)あえて「サンクコストの呪縛」をかける
②公言して、社会的プレッシャーを浴びる
③低パフォーマンスのときには、「高い代償」を求める
④しんどい「逆境」を存在させる
⑤「目新しいこと」に挑戦する
「”○○を毎朝頑張るぞ!”などと意気込む力=意志力」は「全くの無意味」だと言い切っている
いくら「意識」しようと、できないものはできないし、やっちゃいけないことはやってしまう
だからこそ「環境」のコントロールこそが大事なんだと
「強ストレス」と「強回復」の両輪を設計する大切さが身に染みてわかった
学び
要は「筋トレ」と一緒
休まないと筋肉はつかない
筋トレも、ずっと筋肉に負荷をかけ続けても、身体がズタボロになるだけで
強くなる目的で始めたはずなのに、逆に壊れてしまう
「筋肉に負荷をかける→回復させる」の段取りを経て、初めて筋肉は成長するわけです
こんなことは誰だって理解している
筋トレが「仕事」に置き換えた瞬間、どうでしょう?
負荷をかける
これができている人は、多いと思います。人によっては120点をあげたいくらい
「強回復」できてますか?
ぶっちゃけ「思い切って休むこと」ができていない方が大半だと思うん
「思い切って休む」とはどういうことか
休日は一切メールを見ない。仕事のことも一切忘れる
連休を1週間とか2週間単位で、年4回取る
仕事で大きな成果を出すため
後ろめたい気持ちではなく、前向きに「思い切って休む」選択肢を取る
自分自身を大きく変えたい人はおすすめ
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