どうも管理人の963Kumaです
今回のテーマは、「20歳のときに知っておきたかったこと: スタンフォード大学 集中講義」です
2020年12月10日 著者 ティナ・シーリグさん 訳 高橋裕子さん
「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出したとき、すばらしいことは起きる。常識を疑い、世界と自分自身を新鮮な目で見つめてみよう。——起業家精神とイノベーションの超エキスパートによる「この世界に自分の居場所をつくるために必要なこと」
(Google Books引用)
自分の殻を破ろう・広い視野を持つ
2時間で元手の5ドルを増やす方法を考えてください
著者がスタンフォードの学生に出した演習
宝くじを買う、ラスベガスに行く、レモネードスタンドを始めるなどのありがちな答えだけでなく、生徒たちは遥かに上をいく方法を見つけていました
元手の5ドルに手をつけず、優勝チームは600ドル以上を稼ぎ出した
人気レストランに代わりに並んであげたり、自転車の空気を入れてあげたりとその方法は様々
こうした演習から学べることは3つ
チャンスはいくらでもある。いつでもどこでも身の回りをじっくり観察すれば解決すべき問題が目に入る
問題の大きさに関係なく今ある資源を使って創造的に解決することは常に可能である。
私たちはたいてい問題を狭く捉え過ぎている。
元手の5ドルから考えがちですが、視野を広げるとそんなものなくとも課題を解決でき、
利益を得ることができると教えてくれる事例
失敗は挑戦の証・失敗から学ぶ
何か新しいことをするとき、最初は失敗するのが常でつまずくことは避けられない
成功の秘訣は何かを試すたびにどれだけ教訓を引き出しその教訓をもとに次の段階に進めるかどうかが重要です
『失敗の履歴書』のようなものを書き、更新していくことで反省点が明らかになり、
失敗に向き合える確固とした自分を持つことができる
失敗の履歴書 例)
注意力が足りなかった
駆け出しの頃は組織の仕組みをわかったつもりになっていた
企業文化を正しく理解していなかった
頭であれこれ考えるのでなく、もっと観察に時間をかければよかった
人間関係がうまくいかなかった
私は教育に時間をかけたかったが、アドバイザーは研究に時間を取るべきだと考えていた
二人の目標を擦り合わせればよかった
チャンスは自分で掴む
人間は2つのタイプに分かれる
自分のやりたいことを誰かに許可されるのを待っている人たちと、自分自身で許可する人たち
自分でチャンスを掴みに行った方が良い面がたくさんあります
何かを成し遂げようと思ったらその方向に動き出すし、自分にそうする許可を与える
チャンスは常にあり、見つけられるのを待っている
その勇気や意欲がリーダーと指示待ちの一般人との違い
そのために起業家精神をもつ必要がある
起業家精神とはリーダーシップやチームづくりから交渉やイノベーション、
意思決定に至るまで人間が生きていく上でカギとなるような幅広いスキルを開拓すること
この精神はどんな職業でどんな役割を果たすにしろ重要な考え方
社会で活躍するためには向上心や自らが先頭に立つという気概が必要
失敗をたくさんする、挑戦する、などの言葉は多くの本で言われていることですので、正直新しくはない
『20歳のときに知っておきたかったこと: スタンフォード大学 集中講義』では大学での演習を例に挙げており、現場のビジネスシーンをイメージしやすいため
頭にスッと入ってくる
その事例から学べることも多いため、向上心のある方や課題の見つけ方や課題に直面した時の考え方など、知りたい方はおすすめ
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