どうも管理人の963Kumaです
今回のテーマは、「14歳の自分に伝えたい「お金の話」」です
2021年6月4日発行 著者藤野英人さん
「僕らのお金の使い方」が“社会の未来”を決めていく
稀代の投資家が「14歳の自分」に思わず伝えたくなった、#お金に使われない #お金で苦労しないための「考え方」とは? 糸井重里氏推薦!「日本人は、お金そのものが大好き――14歳の人たちに、このパンチは効きすぎるかな? いやいや、大人のつもりのぼくらにも効く!」
(Google Books引用)
「お金」のこと
お金は「価値の交換」ができる便利な道具
お金の役割とは「人と人が価値を交換する、あらゆる活動の媒体になること」
ある人が、自分でつくったりどこかから手に入れたりしたモノやサービスを他の誰かに提供したいとき、お金はその交換取引の間を取り持つ
モノやサービスを誰かに提供したいときに、なぜお金が必要なのか?
それは、モノやサービスをつくるまでにかかるさまざまな手間やコストを回収する必要がある
材料費のような目に見えるコストだけでなく、労力やアイデアなどといった“目に見えないコスト”にも値付けをし、お金を媒体にして売ることで、価値の交換が円滑になる
お金がない時代には物々交換をしていたが、不便で非効率だった
そこで、その不便を解消するためにお金が発明された
最初は石や貝殻がお金として使われ、次第に、青銅などの金属へと素材を変えていった
これが貨幣の誕生
貨幣が社会に流通するにつれ、「誰かのために何かをつくる、何かをしてあげるという行動は、お金と交換される」
お金は「過去の缶詰」であるのと同時に、「未来の缶詰」でもあるの
「缶詰」とは、いろんなものが詰まっているということの比喩
いま手にしているお金は、今まで誰かの手から手へ渡ってきたもの
自分が努力したり、人と交流したりしてきた結果が引き寄せたもの
そしてまた、このお金を使えば、やりたい未来を創ることができる
映画を見たり、旅行へ行ったりするといった、無限の可能性がある
「買う」には必ず意思が伴う お金を使う、すなわち「買う」という行為には必ずその人の”意思”が伴う
スーパーで食材を買うにしろ、Amazonで本を買うにしろ、すべてに人の”意思”が含まれる
個人の”意思”が、経済活動の一員を担っているということになる
「買う」ということは、お金を循環させるということ
お金が循環すれば、その会社の売り上げにも繋がるし、よりお金が循環して、たくさんの人のもとに届くことになる
好き嫌いで仕事を選んでいい
日本で働いていると、「会社が嫌い」「仕事が嫌だ」と言っている人が多い
日本では、40%くらいの人しか、会社のことが好きだと答えた人はいない
アメリカや中国では、80%の人が会社が好きと答える
この理由は、非常に簡単
日本人は”我慢”している
会社の名前だとか、給料だとか、条件なんかと引き換えに、我慢して働いてる人が多い
日本では、”我慢”が美徳だという考え方がまだまだある
著者の藤野さんは、この考え方に、真っ向からNoと14歳の自分に伝えたい「お金の話」と
書いている
好き嫌いで会社を選ぶべき
これは、日本という国が豊かになれるかどうかという大問題に直結する
日本には、約385万もの会社がある
その中から、好きな会社を選んで、好きなことをやる方が、楽しいに決まっている
楽しく仕事をしていたら、絶対に成果も上がり、日本の経済も豊かになっていく
お金のことに深掘りしたい人、子供にわかりやすく伝えたい人、苦しい生き方をしてる人にオススメ
;
コメント