どうも管理人の963Kumaです
本日のテーマは、「AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣」です
2021年8月25日発行 著作越川慎司さん
ダイヤモンドオンラインで紹介!(2021/11/13)7万部突破『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』の著者による最新刊! 人間の行動・思考からAIが導き出した「トップ5%リーダーの共通点」を公開
(Google Books引用)
原則①:「目的」のことだけを考える
5%社員は経緯よりも結果を重視するため、仕事の過程を評価しない
チェックポイントでの進捗確認はしますが成果を出すための手段と捉えており、途中で達成を感じることはない
また、昔と違い”生産量”ではなく”生み出した価値”が求められることを知っているため、量よりも質を意識すること
正しい目的を理解し
目的に合わせて行動して
最終的に結果に結びつける
原則②:「弱み」を見せる
知識があってもそれをひけらかしたり、見下すようなことはしない
むしろ謙虚で更なる知識を習得しようと常に貪欲なので、わからないことをそのままにせず後輩からも積極的に学ぶ
施されたら
施し返す
という「好意の返報性」の心理が人にはある
相手に腹を割らせるには、自分を腹を割る必要があることをわかっているため、「弱み」を見せること
原則③:「挑戦」を「実験」と捉える
トップ5%社員でも失敗することもある
どこがダメだったのか
何をどう変えればいいのか
を問い続け、失敗を必ず次に活かす
そもそも失敗自体をさほど悪いものではない
成功しても学び続けること
原則④:「意識変革」はしない
「行動を変えるには意識改革が必要」
これが間違いであることをトップ5%社員はよく理解している
意識を変えて行動するのではなく
行動が変わると意識が変わる
原則⑤:常にギャップから考える
目的地と現在地との「ギャップ」に目を向け、そこから
今月やるべきこと
今週やるべきこと
今日やるべきこと
へとブレイクダウンしていく
95%の一般社員にも同様の傾向はありますが、5%社員との違いはスタートの早さ
最低限の計画ができたら動き始め、行動しながら修正していくので、最終的には圧倒的な早さで目的地に到達する
メールの返信が15分以内
トップ5%社員の特徴は、反応が早い
メールやチャットも素早く反応し対応
なぜなら、相手を待たせるほど仕事が非効率になるのを知っている
新たな経験を好む
トップ5%社員は常に新しい情報にアンテナを張っている
新たな挑戦にはリスクもありますが、メリットが大きいと思えば躊躇なく飛びつく行動力がある
興味の対象がすぐ変わってしまうため「飽きっぽく移り気」とも捉えられる
ひとつのことを長く継続したり深く掘り下げるのはあまり得意とはいえない
すぐにメモを取る
気づきや学びを得ようとする姿勢が、メモに残すという行動に表れる
仕事が立て込むと全体像が見えにくくなる
メモに残して情報を「可視化」することでアタマの中を整理し、見えないものを見える状態にすることを目指す
集めた情報を俯瞰的に眺め
気づいたことをすぐアウトプットする
この好循環サイクルをトップ5%社員は身につけている
作業充実感に浸る
資料作成など、「作業が終わった」という充実感に浸りやすいのが一般社員の傾向
資料を作るのが目的ではなく
そのあとに「相手が動いてくれるか」が重要
作業していること自体に満足しているだけでは、目標達成はできない
インプットがネット検索から
ビジネスはアウトプットによって評価されるので、そのためのインプットも重要
インプットの便利さを求めると「Google検索」というテクノロジーに行き着きますが、そこには危うさもある
Googleは広告を生業にしているため、目的意識をはっきり持って検索しないと意図しない広告サイトに誘導される
一方でトップ5%社員は、専門書や人づての情報を積極的に集めようとする
問題が起きたら、すぐ解決策を考える
問題が起きたとき、目の前の課題を解決することに注力しがちな95%の一般社員は、問題を漠然と捉えるため根本解決ができない
表面的な解決に走り問題の本質に辿り着かないので、一時的に解決したかに見えてもそのうち問題が再発する
また、「この問題には、この解決策しかない」と決め込んでしまうのも危険
一方でトップ5%社員は、問題発見 問題分析 解決策立案という順で根本原因を整理して考えるため、最短距離で問題を解決できる
成果を出す人はどんな考えで行動しているのかがよく分かる1冊です。
5%のトップ社員にしろ
95%の一般社員にしろ
本書の思考や行動をひとつでも取り入れてみると、結果が変わってくるんじゃないでしょうか。
ひとつ気になったのは「トップ5%社員は”行動ファースト”である」という言葉
行動の早い人が多いという特徴は理解できますが、それは目的を達成するための手段として「早く行動する」という選択をしている
「行動ファースト」しつつ「目的ファースト」に重きをおく
一方で95%社員が陥りがちなのが「手段の目的化」です。
初めは目的達成のために行っていた「手段」も、長くやってるとそれ自体が「目的」になってしまうことはよくある
リーダーシップをとりたいと思う人、5%の中になりたい人はオススメ
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