超訳アランの幸福論

どうも管理人の963Kumaです

今回のテーマは、「超訳アランの幸福論」です

2013年出版 許 成準(ホ・ソンジュン)著

僕は、アランの幸福論がとてもすきです
と言っても原作を訳した本は読んだことがありません

YouTubeでアランの幸福論の解説やこの「超訳アランの幸福論」を読んでいてとても
気づきを得られる

一つ一つは短いけど、内容が濃い
僕がいちばん好きなのは名馬ブケファレスのお話し

時はギリシア世界末期、一頭の名馬ブケファラスがいたしかしこの馬は気性が荒く乗りこなせるものなどいなかった。この名馬を見に来た青年は恐れられる名馬に堂々と向かう

そして名馬の手綱を持ち馬の顔を見て、太陽の方に向きを変えた

すると馬は落ち着きを取り戻し、青年は稀代の名馬を乗りこなすのだった

青年には恩師アリストテレスから教養を身につけていたので、恐怖には必ず原因があることを知っていた

この馬の恐怖は、自分自身の大きな影が怖かったのだ

それに気づいた青年は太陽の方向に馬の顔を向けたのだった

後にこの馬とヨーロッパを制覇する彼の名はアレクサンドロスという

ほんとうの原因を知らないかぎり、情念を癒すことができない

 

恐怖や自分で創り出している事が多い

失敗も不安も

直視することも大事だが、不安や恐怖から逃れ心地よさを感じること

他にも「あくびという魔法」・「体の調子で気分は変わる」など「ほー」と思わせる
内容が多い

幸福について考えて観たい方にはオススメです

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