新・完訳 成功哲学

どうも管理人の963Kumaです
今回のテーマは、「新・完訳 成功哲学」です

2016年11月7月発行 著ナポレオン・ヒルさん 編 ロス・コーンウエルさん 役宮本喜一さん

【本の内容】

偉人たちを分析し、成功の本質を解き明かしたナポレオン・ヒルの不朽の名作

その初版から削除された部分を復元し、完全翻訳
現代の読み手にもわかりやすいデータ・用語変更を施し、人物・出来事等に豊富な注釈・補遺を付す
マスターマインド(集合知)と思考の現実化能力を解いく

「新・完訳 成功哲学」が伝えていること

* 著者の聴覚障害を抱えた息子がいかにしてそのハンディを「金銭化」「出世化」したか
* 主に大卒の新卒リクルーターに向けて書かれている
* アメリカの大恐慌時の貧困層に向けて書かれている

「新・完訳 成功哲学」は、大学新卒リクルーターへ向けて基本的なことが書かれている

この本が書かれた1930年代のアメリカは大恐慌に翻弄され、経済的な凋落によって社会から極度に夢がなくなっていた時代

その中で、ナポレオン・ヒルはどの層に働きかけるべきのかを考えに考え抜かれた本

ナポレオン・ヒルさんの耳が聞こえない息子を具体例に『思考の現実化』を解説

生まれつき耳が聞こえなかった息子が、コンプレックスに苛まれて育たないように、また、自分だけの境遇を何とかして「現金化」「職能化」できるように教育して、どのようになったのかを辿るその道筋は、現代の人間にも強烈な印象を残し、また気づきを与える

著者であるナポレオン・ヒルさんのテーマである『性欲の金銭化・能力化』についても、は『思考は現実化する』よりもうまく書かれている

日本もそうだが、アメリカもかつては生欲を極度に否定的に捉え、残酷な教育、極端に保守性をともなった教育をしてしまっているという過去があった

その過ちを、恐ろしいリスクを犯しながらヒルは丁寧に書いている

当時このような書籍をかいくことは、想像を絶するリスクを孕んでいたのは容易にわかる。性欲がいかに自身の能力、アイディア力と直結しており、人間の夢の実現に必要かが本書の要である

性欲は個人の能力に直結する。だが、若ければ若いほど、これは誤解されている

性欲に移管しての描写以外にも、さまざまな、常識的には受け入れられないであろうことが書かれている

紳士であること、成功に自惚れるな、実直で真面目にするべきだ、という基本的なことを通り越して、極端なメッセージがある

性の事は年をとってから知るのでは遅すぎる

そう言う思いが本書からは強烈に感じられる

そもそもの前提が大学の新卒生に向けられて書かれたような本であるのは、読むとわかる

思考停止してる人・願いを叶えたい人・性教育を考えたい人にオススメ

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