常識の壁をこえて: こころのフレームを変えるマーケティング哲学

どうも管理人の963Kumaです
今回のテーマは、「常識の壁をこえて: こころのフレームを変えるマーケティング哲学」です
2005年4月29日発行 著者ダン・S. ケネディさん 監修金森重樹さん 訳池村千秋さん

ダイレクトレスポンスマーケティングの第一人者の代表作がビジネスプロデューサーの金森重樹氏の監修でついに復刊!
反感を買うことを恐れてはいけない
胸にいだく野望が大きければ、それだけ反感を買う可能性も大きくなる
どの程度有意義なことを成し遂げられるかは、 どの程度他人を怒らせる勇気があるかに比例する
(Google Books引用)

全体を通して学べることは、「いかに自分が無意識にルールに支配されていたか」

作者のダン・S・ケネディはブッシュ元大統領と全国で講演するくらいのマーケティング業界の第1人者

題名だけ見ると胡散臭さを感じてしまうが世の中の常識を破って成功した人物を述べ、いかに常識が人の意欲を削いでいるかがわかる
常識をつくるのは社会であり、自分でもある
さきほど、常識の壁を破って成功した人物と述べたが、例えば「エジソン」やドミノ・ピザを創設した「トム・モナハン」、「ピカソ」等色々挙げられる
常識を破ったと言っても、当たり前を疑ったというべき
当たり前に当たり前の常識を破って、自分の道をつくったからこそ満足行く道が開けのかもしれない

ポジティブ思考のウソ

「自分は継続ができない人間だ」と思い、普通の人は、「習慣力をつけるために毎日タスクを決めよう」と思いやる
しかし、自分が嫌いなことをタスクに入れて本当に続けることができるのか?
そんな挫折した経験はないか?
ポジティブ思考をもとにした本は「とりあえず継続」をかかげている

セルフイメージと矛盾している決意を立てても、絶対にうまくいかない

自分の心に手を当てて聞いてみよう

第1章の『「ポジティブ思考」のウソ』にそんな内容が書かれている

「生まれつきの素質がないと」のウソ

生まれつき素質について

生まれで人生は左右されるという意見がある

第2章『「生まれつきの素質がないと」のウソ』では、事例を出しながら、自分の弱点を克服して億万長者になった有名人が書かれている

多くの出版される本には、武勇伝やどでかい失敗経験があって億万長者になった方が出ている

億万長者の中にも、普通の人でただただ自分の弱点を克服して、目標を決め、成功に近づいた人もいる

IQがないから、いい大学に出てないからと諦めてはいけない

この思い込みこそが、「常識の壁」である

大学の例でいうと、第3章『「大学くらい出てないと」のウソ』で、ドミノ・ピザ創設者の話が出てくる
こんな方法で起業できるなら自分も行動次第でできるぞ!と勇気を与えてくれる
高学歴、大学を出た人は、人の下につく癖をつけられているという

第3章には、ビジネスで成功するために必要な知識を得る方法が3つ記載されている

確かに、他の起業家の著書を読んでみると、このうちのどれかを通している

「クリエイティブであるべし」のウソ

クリエイティブに見える人でも、アタリマエのことをきちんとやってきて財産を築いた

第7章『「継続は力なり」のウソ』のエジソンの実話を一緒に見ると、
クリエイティブとはについて考えが深まる

組み合わせやコピーでクリエイティブが生まれているということ
多くの人は、アイデアを生み出さなきゃとか、独創的な思考が大事と考えてしまう

モーツァルトですらオリジナルな曲を書こうと思ったことは全然ないという

クリエイティブは独創的な思考で生まれるという意見も、「常識の壁」が自分の中に無意識にあるから

常識の壁、自分にはいったいどれくらいあるのか?
成功した人や起業家は、ルールに染まらず、自分のやりたいことに一直線

世間の常識の壁をいったん疑うか、考えないか?
日本の教育が人に与える影響の怖さです

自分の限界を越えたい人、思い込みが激しい人、常識に囚われてる人におすすめ

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