どうも管理人の963Kumaです
今回のテーマは、「スタンフォード大学 マインドフルネス教室」です
2016年7月1日発行 著者スティーヴン・マーフィー重松さん 訳 坂井純子さん
あなたは目の前のことに集中できていますか?
あなたは相手の言葉に真剣に耳を傾けていますか?
あなたは自分の弱さを人に見せられますか? その場への集中、相手の価値を見いだすための観察などを通じ、自分の意識と価値観を変えてゆく
(Google Books引用)
「マインドフルネス(念)」という言葉は仏教修行の基本要素であるパーリ語の「sati(サティ)」に由来
「sati」は、自分の真の性質に目覚め、物事をあるがままに見ることを表している
他の何かになろうとせず自分自身であることを推奨する概念
マインドフルネスを考えるひとつの簡単な方法をして『ABC』という考え方がある
A=Awareness(気づき)
自分が考えていること、していることをもっと意識的にできるようになること。自分の心や体の中で起きていること、自分の思い、感情、感覚を認識すること
B=Being(存在すること)
価値判断や自己批判、そして何かを絶えずしていなければならないという考えを一時的にやめて、ただ自分の経験とともにあること
C=Clarity(明瞭さ)
なんであれ自分の生活でおこりつつあることに注意を向けて、はっきり眺めること。自分が望むようにではなく、あるがままに物事をみること
この『ABC』という言葉を覚えておけば、難しい概念であるマインドフルネスについて比較的、簡単に理解できる
マインドフルネスで弱さを受け入れること
自分の弱い部分を受け入れることは難しい
弱さは意識を変え、ものごとを肯定的に捉える視点を手に入れることができる
弱さ=ヴァルネラビリティ(Vulnerability)とは、自分の世界観や、「妥当」「正解」「明白」「普通のやり方」についての前提を根底から疑うこと
自分が当たり前だと思っていたことが否定されたり、違う考えがあることを知らされると、それを受け入れることは難しいこと
なぜなら、弱い立場に置かれているときには、自分の世界観が与えてくれる安心感を望むから
その自分の世界観が与えてくれる安心感を捨てることで、他者や、他の分化を理解することができるようになる
完璧な人間など存在しないし、完璧である必要もない。自分の弱さを受け入れた上で、努力をしたり、世の中を見ることが大切であることを気づかせてくれる
本当の自分とは?
本当の自分を知るために大切な考え方として、『オーセンティシティ(Authenticity)』という言葉がある
『オーセンティシティ』とは、自分が何者であるかを知り、自分の考えや感情に目覚め、自覚しながら、日常生活においてその姿でありつづけるという子という意味
マインドフルネスの考え方は、過去や未来ではなく、「今」を人生の最大の焦点とすること
日常生活の中での一瞬一瞬の思考、感情、行動、創造を自分がどうするかは選ぶことができる
その選んだもので構成されたものが自分であるという考え方
オーセンティシティという考え方は、他人と自分を比べる必要がないことを教えてくれる
比べるという行為は、劣等感と優越感という感情を引き起こす
世の中には、自分が臨んでいるものについて、自分より優れている人は必ずいる
比較は羨望や嫉妬を味わうことになる可能性がある非生産的な行為
比べることさえしなければ、そのような感情は生まれない
一人として全く同じ人はこの世に存在しない
全てのことを100%できる人なども存在しない
誰もが比べられない独自性を持つ、唯一の存在であること
マインドフルネスの考えを学ぶことで、物事に集中できるようなる
自分を受け入れることができるようになる
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