サイコロジー・オブ・マネー: 一生お金に困らない「富」のマインドセット


どうも管理人の963Kumaです
今回のテーマは、「サイコロジー・オブ・マネー: 一生お金に困らない「富」のマインドセット」です
2021年12月7日発行 著者モーガン・ハウセルさん 訳 児島修さん

【本の内容】

世界が絶賛! 超話題のマネー本がついに上陸。破産した大富豪と10億円もの資産を築いた地味な清掃員
2人にあった違いとは? 資産を築けない人の特徴、そしてお金を手にし続けるために大切なマインドセットを紹介する一冊
もうこれで、一生お金に困らない! (Google Books引用)

お金とは?お金の価値というのは『自由』を手に入れることである

幸せの基準というのは人それぞれで違い、根本的な部分というのは『思い通りに人生を送れること』
好きな仕事をしようと思っても生活が出来ないくらいの給料しかもらえない場合は諦めたり、好きなところに行きたくてもお金が無くて諦めたりしなければならない

逆にお金があれば仕事ではなく趣味だったとしても生活が滞ることはありませんし、旅行に行きたればどこにだって行くことが出来る

お金というのは様々な選択肢の自由を手に入れるための道具に過ぎないということ

お金があるということは働かなくてもいいという自由を手に入れることも出来、思い通りの人生を送ることができるというのがお金にある価値

人生を自分でコントロールしているというはっきりとした感覚がある人は幸福感を感じらている

貯金とは?
マネー本では投資をしましょうや人との関わりあいこそが長期的に見て人生を豊かにするということが書かれていますが本書がおすすめしているのは貯金

「サイコロジー・オブ・マネー」でもしも仕事が嫌になったとしても貯金がなかった場合仕事を辞めることが出来ず、泣く泣く働き続けることになってしまうけれど貯金があればすぐにでも仕事を辞めることができるということが書かれている

これは長期的に見れば投資や人間関係を良くしておくことが最善ではあるが、急に危機的な状況に陥った場合に再起出来なくなってしまうというリスクがあるのでそのために最低限の貯金を貯めておきましょうということ

お金があるということはタワーマンションに住めるとかかっこいい車に乗れるとかそういった見せかけだけの価値ではなく自由を手に入れることができるという価値が大きい

逆に承認欲求を満たすような買い物はNG

自由に選択をするために貯金はしっかりしておきましょう

目的がなくても貯金をしていれば『選択肢』と『柔軟性』が手に入る

長期積み立て

「サイコロジー・オブ・マネー」では冒頭では2人の人物が紹介されている

一人はハーバード大学を卒業し大手の金融機関で働くエリートともうひとりは地味な清掃員

エリートの方は金融機関で働くお金のプロです大手で年収も高かったのですが破産してる

一方の清掃員はコツコツと地味な生活をしていたのですが亡くなったときには8億円の資産を築いたと言うお話し

この2人の違いはどこにあるのか?
『行動』にあります

清掃員の方は質素で倹約な生活をしていました

清掃員がやったことというのが質素で倹約な生活をしながら余ったお金で優良株を買い続けたこと

これが複利の力によって8億円という大金に化けた

エリートの方は金融の知識を持っていたのです豪快にお金を使い、生活のコントロールが出来ず破産をしてしまいましたが清掃員は金融の知識は比較的少なかったのですが地道にコツコツと実践出来ていたからこそこれだけのお金を生み出すことが出来た

金融の知識よりも失敗をしづらい選択をすることができればプロの金融機関に勝つことができる

何を知っているかというスキルではなくどう振る舞うか(サイコロジーオブマネー)というのが大切ということ

この清掃員がなぜ大きな金額を手に入れることが出来たのかというとそれは『複利の力』によるもの

複利とは利子にも利子がつくシステムのこと

例えば100万円に10%の利子がつくとすると次の年には110万円になるのですがその次の年には110万円に利子がついて121万円になる

一年目の増えた金額は10万円でしたが2年目は11万円増えまふ

増えてないように感じる人もいるかもしれませんがこれを10年続けると259万円になり、159万円増える

「サイコロジー・オブ・マネー」では、複利の話でウォーレンバフェットという投資の神様の話が出てくる

ウォーレンバフェットは投資の世界で知らない人はいない超有名人なので資産は本書が書かれた時に8.5兆円

そんなウォーレンバフェットの8.5兆円の資産の99%は50才を超えてから築かれたもの

更に60才以降に築かれた資産は90%以上に

これは資産というのは直線的に増えるものではなく、指数関数という曲線を描くように増えて行く

「サイコロジー・オブ・マネー」を読んでどのようなマインドを持てば良いのか?

エリートと清掃員の話のように出費を抑えることが大切

ただ我慢すれば良いではなく、自分自身の生活に必要なものとそうでないものを分けて生活に必要なものは変えず、必要でないものをなくしていくことが大切

大切な物にフォーカスする生き方はミニマリスト的な生き方です必要

投資環境での注意点として自分がどんな市場でゲームをしているのかをしっかり把握すること

一番多いのは長期投資をしようと投資をはじめたのに短期投資をしている人

長期投資と短期投資は全く違っていて、サッカーと野球くらい違う

長期投資は相場が長期的に右肩上がりであるので複利がきかせられることがメリットなのですが短期投資はチャートのパターンを見て売り買いをして利益を出す

株のプロが言ってるからというような声に長期投資家は耳を傾けるべきではない

雑音が自分を迷わせて長期投資の失敗に繋がったりパフォーマンスが落ちてしまう

twitterやテレビのコメンテーターなどで株の値動きを予想していますが長期投資家は別のスポーツをしているんだと思ったほうがよい

貯金をすることで自由を手に入れることが出来、人生を自分でコントロールすることが可能になる

基本的には投資信託などの金融商品を買うことをおすすめする本なのですが本書の特徴としては貯金をすることが大切であるということ

目的がなくても貯金をしていれば『選択肢』と『柔軟性』が手に入るということ

精神的に落ち着きながら資産運用もしっかりしていくこと

お金がないといつも嘆く人、お金に向き合えない人にオススメ

コメント

  1. まさし より:

    貯金をしておくと、自由や選択肢が増えるので、いいですよね。

    僕もお金貯められるように、意識してみます。

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