どうも管理人の963Kumaです
今回のテーマは、「「しないこと」リストのすすめ: 人生を豊かにする引き算の発想」です
2014年9月1日発行 著者 辻 信一さん
あれもしなければ、これもしなくちゃ…。「すること」リストの増殖に際限はなく、あなたはいつもそれに振り回されている
しかし、「すること」ありきの人生は果たして幸せなのだろうか?まずはその際に「しないこと」リストを置いてみよう。あなたの人生に自由と生きがいを取り戻す、引き算の発想を伝える
(Google Books引用)
スケジュール帳が絶えず埋まっている状態をよしとせずにできるだけ「しなければいけない」と思い込んでいることの中から
「本当はしなくてもよいこと」を選り分け
「しないことリスト」を作るべきというのが
文化人類学者である辻信一氏の考え方
もちろん雑用・雑事の中になくすことによってむしろ幸せ指数が上がるような、ガラクタ」も含まれていることだろう
それを「しないこと」リストに捨てていく潔さも必要だと思う
しかし、「すること」リストのほうに手をつけず、むしろそれを増やすための時間を確保するために雑用・雑事を切るー睡眠時間を削り、家族の団樂をなくすーというやり方は本末転倒だ
「すること」の増殖という現代人が抱え込んだ大問題の根本は、「過剰」にある。空間にモノをたくさん詰め込みすぎているように、ぼくたちは一定の時間の中に、あまりに多くの「すること」を持ち込んでいる
「すること」の過剰、つまり、「しすぎ」、「やりすぎ」なのだ。過剰という問題を解決するにはどうすればいいか。そう、答えは引き算にあり。空間であれ、時間であれ、整理の基本は、溜め込みすぎたクラッターとしてのモノやコトを、いかに削減するか
やろうとしていることをやめる代替案を考えるときに
辻信一氏が作ったZOONYという和製英語を使うとよい
「ムダ使いをせずに」の最後の「ずに」を英語にしたこの考え方は
自分の行動チェックに使えます。
「TVを見ズーニー家族と団らんしようとか」、
「飲み会の二次会に行かズーニー、瞑想しよう」など
「今まで絶対に必要」「あれなしでは生きていけない」と思い込まされてきた
モノやコトを引き算して、自分のためのゆったりとした時間を作り出すのです。
このZOONYを使えば、「しないこと」リストが簡単に作れるようになる
生活の生産性を向上させるため「しないこと」の時間を使って、新たなことをやるそとで時間がいくらあっても足りません。
辻信一氏の「やらないことリスト」は時間を取り戻すためのリスト
これを実践すると人間らしい時間を取り戻せる
情報量が減れば減るほど心が冴えるという話が本書に書かれている
競争することにとらわれずに、頑張らないことで人間としての成長があるという考え方に
なる
しなくてよいこと、重要でないことを無理せずにやる必要はない
「緊急でなく、重要でないこと」を自分の中で整理して
モノで感じる豊かさではなく、心の豊かさを取り戻す
たまの日曜日には何もしない時間、家族とゆったり過ごす時間をつくる
余裕がない人、忙しい人にオススメ
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